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zoom RSS 注文の多い施工主

<<   作成日時 : 2009/09/18 00:00   >>

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注文の多い施工主


施工主:織田信長さん
施工:尾張 熱田の岡部建設 代表 岡部又右衛門以言おかべまたえもんもちとき


ご注文内容:近江 安土の山1個すべてを城にする。
        五重の天主。
        南蛮風。
        内部は吹き抜け。
        天下に類を見ない城。
        その他色々。

その注文の多い城を作る物語がこちら↓

★火天の城★山本 兼一
火天の城 (文春文庫)
文藝春秋
山本 兼一


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熱田の宮大工、岡部又右衛門以言は織田信長と知り合い大工として仕えるようになる。
大工といっても屋敷ばかりを建てているわけではなく、戦場に赴き柵や仮住まいなども作り、兵士として槍も振るう仕事。
又衛門の息子 以俊は、自分の力量を認めてくれない父に反発し、時には殺したいまでに憎むものの、又衛門の仕事を代わりに行い初めて父の職人としての偉大さに気づく。
物語は信長の命を受け、安土城を建てる父と息子の物語。


本格天守は安土城からとこちらで書きましたが、安土城は多重櫓ではなく五層七階の天主。どれだけ大きいかは岐阜に行ったときに写真撮っていたので参考までにどうぞ。
画像
左から岐阜山麓天守。岐阜山頂天守。安土城天主です。


この城を作るのに岡部一門はもちろんの事、親柱となる木曽檜を命がけで送った杣人、巨大な石を山頂まで上げた石工、瓦職人、それらを支える家族。そして安土城築城を阻止せんとする乱波(忍者)との目に見えぬ戦い。


原作の見どころとしては、信長が自分が住む天主を吹き抜けにしろと云ったににもかかわらず又右衛門は吹き抜けにしなかった理由。
木曽檜の川流し。
巨大な蛇石を運ぶ所。
地盤沈下により長さの狂った親柱の切り取り。
個人的に好きな、信長が地下に埋めた大甕の中身。でしょうか。


この作品が映画になったので見に行ってきました。
以下ネタばれがありますので、今から見に行こうと思っている方はご遠慮ください。


映画のHPはこちらから。


原作との違い

息子の代わりに娘。父息子の葛藤というより妻と夫そして娘の物語。
木曽の杣人の死に様。個人的には原作の手紙のほうがシンプルで好き。
木曽檜の川流しはない。寝覚めの床まで撮影に行っておきながら…。
乱波の妨害は一度だけ。集団水あたりはどこへ…。
地下に埋めた甕の話は出てこない。
金箔押しの瓦も狩野永徳の襖絵も出てこない…。こだわりの内装も見たかった。


ていうか、あの映画を見て火天の城の火天の意味が分かった人はいるのでしょうか?
私が見落としていただけ?説明ありました??


盂蘭盆会の安土城ライトアップの提灯の火で燃えるとか、裏設定があるのかと思いましたよ(笑)


お気に入りシーン

椎名桔平の信長。今、信長をやるのなら椎名桔平がいいなぁと思っていたので見れて大満足♪
城の縄張りを決めるのに、片肌脱いで馬に乗り、槍を所々刺しながら駆ける所が好き。

親柱を立てる所。想像の範疇を超えた作業でした。
同じく親柱を切る所。木組みが出来上がり屋根を支えている状態の柱を浮かせて切る。いやもうびっくり。

本当に殺りそうな水野美紀。ワイヤーアクションは要らない。殺陣だけでも十分格好良かったです。


どちらが良いとはいえませんが、タイトルの“火天”通りなら原作(映画は消化不良)。プロジェクトXバリの内容は原作。
熟年夫婦が見るなら映画。


原作の補完として映画を見るのもよいかもしれません。見ごたえは十分ありましたよ。


押してもらえると喜びます
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画像画像


他の信長、濃姫、戦国時代ネタ色々はシリーズ別からどうぞ。

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2009/12/23 22:15

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時

花曜さん、こんにちは(。・∀・)ノ

時間と予算の問題なのか、大人の事情なのか
後半はあっちゅう間にお城が
建っちゃいましたね
お城の内部を楽しみにしてたので
「あれ?あれれ?」で終わっちゃったけど
安土城がテーマの映画を見れるだなんて
大満足なヒヨでした♪

「火天」の説明は劇中ではなかったですよね
パンフレットの裏に説明が書かれてる
だけだったと思います

信長のふりっふりのシャツは素敵だったぜ
花曜さんの書かれてたシーンも素敵でしたね

※ 前回のコメントの歴史めぐりはわしゃ
関西圏だけでございます。東京より上は
行ったことありませぬ・・・
顔文字の件お気になさらずに〜
これなかなか便利ですよね♪

応援☆ぽちりです
ヒヨ
URL
2009/09/18 12:59
>ヒヨさん

こんばんは(b^-゜)
顔文字ボタン便利ですね〜ってさっきPCが病院へ戻りましたわ。

安土城の木組だけは頑張って作ったようですね。
あれはあれで木の香りがしそうで素敵でしたが、
個人的には最後やっぱり燃やしてほしかったです。
ふりふりシャツ、もう少しフリルを控えめにして艶を無くしたら好きかもしれません(笑)
信長だからあれもありかな〜と。

お城の映画も良いですが、狩野永徳を主人公にした物も見てみたいです。

史跡巡り、そのうち畿内だけでは物足りなくなって遠出しちゃいますよ(`∀´)
出始めに岐阜とかいかがです?
応援有り難う♪
花曜
2009/09/18 18:25
観にいかれたんですね♪
最後はあっけなかったですよね。
燃えるとばかり思ってた。私は安土城は
信長と共に消えたほうが良かったと思ってるので
やはり炎上して終わって欲しかった。
映画では信長期待で観にいったので
満足です。息子を出すと親子の葛藤、夫婦の愛情いろいろ長くなるからかな?若い女子も
出したかったし??
パンフレットの椎名信長のコメントも良かった。
マント姿やフリフリもいいけどざっくり来た
小袖の胸元が良かったわ。
miyako
URL
2009/09/18 19:42
訂正
ざっくり来た小袖

ざっくり着た小袖です。 
パンフレットやネットでも青の小袖のが
全然無いけどあれも良かったです。
miyako
URL
2009/09/18 19:46
>miyakoさん

変換ミス私もよくします(^o^;)お互い気にしないという事で(笑)

映画は映画で面白かったですね。
でも木曽檜であそこまで引っ張るとは思いませんでした。

端正込めて作った城が、主の死と共に焼け落ちる。
なんとも無常感があって好きのですが…。どうせCGなんやから燃やせば良かったのに。

青い小袖、お茶点てているシーンのでしょうか?
あの着物なら私も好きです。
みんな似合っていて素敵でしたけどね(*^_^*)
花曜
2009/09/18 20:50

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